コロナ禍の対策を論理的に考えてみる ③ 時間軸を考える

今回は最もみなさんが気にしているであろうコロナ禍の時間軸の観点です。
様々な方がそれぞれの視点で予測をされていますが、亜欧堂としてはまずそれぞれの時期を以下の通り整理したいと思います。

  1. 規制期:緊急事態宣言による営業自粛要請など何らかの規制がかかる時期
  2. 規制緩和期:規制が緩和されるが需要の回復には至らない時期
  3. 回復期:コロナ禍が収束したとみなされ需要が回復しだす時期
  4. 安定期:需要が回復し安定しだす時期

ここでいくつか留意していただきたいポイントがあります。

規制期と規制緩和期は繰り返す可能性が高い

今回の新型コロナウィルスはインフルエンザと同じく北半球と南半球で流行のピークがずれる可能性が高いと指摘されており、感染症専門家によると秋ごろにもう一度流行が始まるとの見立てが多いようです。流行がピークに向かいだすと有効な対処手段が構築されない限り、再度緊急事態宣言が出るのは想像に難くありません。
つまり、規制期と規制緩和期は繰り返す可能性が高いです。

安定期=2019年水準に戻るとは限らない

コロナ禍が収束すれば旅行需要が戻ると期待されますが、その需要は2019年と同じとは限らないようです。識者の情報発信は「ニューノーマル」つまり常識が変わるとみる向きが強いようです。
ただし、安定期に過去より需要が強まるとみる方もいらっしゃれば、逆に過去より需要が弱まるとみる方もいらっしゃいます。
需要の大小については(次の投稿で細かく触れようと思いますが)、お客様を共通の傾向で分類した単位である「マーケットセグメント」毎に検討する方が良いでしょう。

今何をすべきか

規制期または規制緩和期と言える2020年5月8日時点で何をすれば良いかと言えば、回復期に向けて下記の対応をお勧めします。

  1. 回復期に向けた準備
  2. 継続のための準備

回復に向けた準備とは

回復に向けた準備とは、回復期に消費者に訴求できるように準備をしておくことです。例えば「新しい生活様式」に対応した旅行のイメージを広く訴求できるように、タイミングよく発信できる準備をしておくことが挙げられます。

継続のための準備とは

継続のための準備とは、回復期を迎えるまでに事業を存続させるための準備です。それは主に「0ベースでのコスト見直し」「事業を継続させるための資金繰り」などが該当します。現状では売上確保はかなり難しいと思われ、出ていく費用を抑えること、出ていく費用を支払えるための資金を準備することが重要であると思われます。

安定期はいつなのか

オンラインセミナーの参加時など周りの方の反応を見ると2021年春とする方が多いようです。少なくとも年内は厳しい状況を乗り切る備えが必要なようです。


コロナ禍対策の時間軸は、上記観点を踏まえてご検討ください。

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