【基本用語】 営業支援部門 / マーケティング
1414/06/07
2020/06/24
個別に解説するほどではない、基本的なホテルマーケティング部門の用語です。
マーケティングとレベニュー・マネジメントは関連が非常に深く、レベニュー・マネジメント用語集にもマーケティング関連のものが多々あります。
- WEB Site(ウェブ サイト)
- インターネットで見ることが出来るページの集合体。
- 「ホームページ」は本来、「自分がインターネットを見て廻るのにホーム(拠点)としているページ」という意味で、企業や個人の作ったページの集合はWEB Siteというほうが正しいのです。
- 現状は来館者(及びこれからの利用者)への情報提供や、宿泊予約機能が中心ですが、会社としての情報(会社概要や採用情報)、従業員からのメッセージを盛り込んだホテルもあります。
- SEO
- Search Engine Optimizationの略。
- Yahoo!やGoogleといった検索ページの表示順の上位にWEBサイトが表示されるように工夫する事です。
- 検索ページの2ページ目以降をみる検索者は非常に少なく、上位に表示されないと自社のWEBサイトを見てもらえないと言っても過言ではありません。
- インターネットの普及に伴い、重要度が増してきた技術です。
- Publicity(パブリシティ)
- 記事。
- ホテルのイベントや宿泊プランなどの、各種の情報を告知する記事や報道を指して言います。
- 媒体(新聞・雑誌など)の視点で書かれ、ホテル側からは費用を支払いません。
- ホテル側から費用を支払い、敢えて掲載してもらう場合は特にPaid publicity(ペイド パブリシティ)と言います。
- Membership Program(メンバーシップ プログラム)
- 会員制度。
- 以下の種類があります。
- マイレージプログラム型(HyattのGold passport、スターウッドのStarwood Preferred Guest)
- 特典型(ホテルオークラのThe Customer)
- キャッシュバック型(ワシントンホテルチェーンのワシントンカード)
- 会員制度の基本的な考え方は、利用に際し何らかの特典をお客様に与えることで「顧客」化を促し、継続的な利用を確保しようとするものです。
- また「全てのゲストを顧客としてもてなす」という考え方のラグジュアリークラスのホテルには会員制度を持たないところもあります。